医療事故調査会



解散のことば~30年の総括

前略
 かねてお知らせしましたように2025年3月31日をもちまして医療事故調査会は解散いたしました。
 あらためて30年の歴史を振り返りますと、1995年医真会八尾総合病院・森功医師を代表として各地の医師等の有志が結集して発足。会員40名を擁して主務である医療事故の鑑定1067件、面談・書面回答2729件の実績の他、東京・大阪で11回のシンポジウムを開催するなど、活発に活動を展開してまいりました。民間団体としてのこのような活動は、日本の医療史に残るムーブメントであったと自負しております。
 残念ながら会員の世代交代が進まずやがて活動は低調となり、2024年3月末をもってついに会としての活動を終了するに至りました。折しも同年7月には代表世話人であり長きにわたって当会を牽引された森功医師が逝去されました。
 後任の代表世話人として私鈴木満が解散処理に当ってまいりました。そのひとつとして当会の活動を事跡として遺すべく、本拠であった八尾総合病院内に当会の展示コーナーを設置する予定です。オープンの際にはあらためてお知らせいたします。
 なお鑑定意見書コピー等記録類はすべて廃棄処分といたします。
 皆様よりこれまでいただきましたご支援ご協力に心よりおん礼申し上げます。

草々

医 療 事 故 調 査 会
代表世話人 鈴木 満
事務局 藤本 幸世



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